当社の自動運転/ADAS開発における「走行取得データ解析」の取組事例をご紹介します。
日本 OEM様
スコープ | 中国における走行収集データの解析とレポート作成 |
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取組体制 | 解析環境構築、データ解析のオフショアチーム5名(於中国) スーパーバイザーとブリッジエンジニア計2名(於日本) |
期間 | 7ヵ月 |
成果物 | ■ 解析環境構築と構築レポート ■ データ解析レポート ■ 中国パートナーとのデータ交換スキームレポート |
業界の背景
自動運転/ADAS技術は日進月歩ですが、モデルベース開発やシミュレーション技術の導入など開発手法も進化しています。
しかしながら、開発終盤での実車走行テストの重要性に変化はありません。この走行テストではセンサー、位置情報など様々な種類のデータを収集しますが、その中には映像や画像などの機微情報が含まれます。
これらの情報に関する規制は国や地域によって異なるため、それぞれの地域に即した法規制の解釈や関連機関への問い合わせなど技術以外の知識や活動も必要となっています。
お客様の課題
中国固有の規制によりデータの国外持ち出しが制限され、日本同様のデータ解析手法が適用不可
中国のパートナーの検討と交渉の負担
- 中国の法規制に合致した解析環境の構築
- 中国でのデータ解析と日本との情報共有
- 中国パートナーとのデータ交換スキームの確立
当社ソリューション
解析のエンジニアリング活動に加えて、法規制対応、パートナーとの交渉などを中国現地で支援
- 中国の法規制対応を行う別チームとの連携
- 中国国内での一次解析の実施と定型フォーマットを使用した、お客様含む日本チームとの情報交換
- 自動スクリプト作成による解析効率の向上
- 中国パートナーとのデータ交換スキームに関する交渉を実施
成果物
既存スコープに追加した自動スクリプト作成を含む解析環境構築と解析に関する技術レポート
解析業務だけでなく、中国パートナーとの交渉結果の報告やレポート
- 解析環境構築レポート
- データ解析レポート
- 中国パートナーとのデータ交換スキームレポート
お客様のベネフィット
- 中国固有の規制への対応を当社へ委託することにより、中国現地での解析を実現
- オフショアの活用によるアウトソース人材コストを30%低減
- 中国パートナーとの交渉も当社へ委託することにより、現地パートナーとの協業を実現し、日本国内の業務に専念