当社のインドオフショアを活用した「設計支援」の取組事例をご紹介します。
日本 Tier1様
スコープ | オフショア活用によるコンポーネントデジタルデータ開発の設計開発支援 |
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取組体制 | 日本語対応可能なブリッジエンジニア(於日本)とオフショアチーム(於インド)に加えて 業界経験の深いバイリンガルエキスパートによるスーパーバイズ |
期間 | 2年以上 |
成果物 | ■ スタイリングデータからデザインリリースまでに関わる一連の設計データ作成 ■ デザインフィードバック ■ 各種デザインチェックリスト |
業界の背景
EVの増加やADAS、コネクテッド技術による自動車の機能拡充によって、自動車は「ただの移動手段」だけではなくなり、魅力的な外見だけでなく車内空間における新しい経験や価値が求められています。
例えば、インストルメントパネルのディスプレイの変化、オーディオサウンドの質の向上、タッチセンサーによるスマートサーフェスなど、車両空間のユーザーエクスぺリエンスの向上やユーザーの幅広い好みに合わせたパーソナライゼーション(高級感やデザイン性)に対応する設計開発を実現する必要性が高まっており、内装機能や意匠の差別化も、自動車メーカーにとって重要な開発注力分野のひとつです。
お客様の課題
OEM様へ納品する部品データの設計開発におけるリソース不足、工数とコストの最適化に向けたアウトソーシングの加速
- コスト最適化の為のオフショアの活用と設計のアウトソーシング
- 納入先OEM様要件に対する理解があるパートナーシップ
- 自社設計スタンダートに準拠できる設計力のあるパートナーシップ
当社ソリューション
タイム&マテリアル契約にて、オンサイトとオフショアチームを組成し、お客様の設計開発工数の最適化を支援
- お客様とオフショアを繋ぐオンサイトのブリッジエンジニア(於日本)とオフショアエンジニア(於インド)の連携チームを組成
- スタイリングデータに基づくマスターセクションと部品計画、剛性解析、デザインリリースまでの詳細設計を遂行
- アンダーカット解析等によるインジェクション型成立性検討による高品位データの作成
- 業界経験が深いバイリンガルの日本人エキスパートをスーパーバイザーとしてデザインレビューを実施、品質を担保
成果物
スタイリングデータからデザインリリースまでに関わる一連の設計データ作成、フィードバック、各種チェックリスト
- 顧客設計スタンダードに基づくスタイリングデータのフィージビリティ検討
- マスターセクションの作成と部品計画
- 部品レベルの剛性解析結果、デザインノート
- 3Dデータと各種干渉、ホモロゲーション、スタイリングデータのチェックリスト
お客様のベネフィット
- 設計開発作業を当社へ委託することにより、自社設計工数を20%削減
- オフショアの活用によるアウトソース人材コストを20%低減
- 業界エキスパートのオフショアエンジニアチーム支援による客先意図の理解と実現に基づく品質担保